共に育ち合う子育て
紙版
内容紹介
政策の如何にかかわらず,生を受けた幼子がそこに存在するとき,子育てという営みが始まる。子育てが核家族的行為から社会的行為に移行しつつある現在,その現場で子育てに関わる人々は,目の前の問題を解決すべく使命感をもって仕事に取り組む。しかし,うまくいかない。どうする。
そんな時,誰かに声を掛け,誰かから声が掛かる。互いに未熟であることを安心して認め合える仲間が生まれる。そんな仲間が,それぞれの子育て現場の目の前の事実に基づいて綴ったのが,本書『共に育ち合う子育て』である。