アイディアレポートビジネス法務教育と実務家教員の養成

武蔵野大学「実務家教員COEプロジェクト」報告

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編著：池田　眞朗

出版社：SOHBUN

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内容紹介

武蔵野大学は、2019年度の後半から始められた文部科学省の「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」において、社会情報大学院大学を中核拠点校とする「実務家教員Center Of Excellenceプロジェクト」にその共同申請校の一校として参加した。
「実務家教員」といっても多様な概念があるが、本学は、大学院レベルで、ビジネス法務のプロフェッショナル人材について、教育指導能力の涵養を図り、大学等に所属する実務家教員を養成することを当初の目標とした。学内実施拠点となった大学院法学研究科は、「実務家教員ＣＯＥプロジェクト」の2019年度と2020年度の事業実施について、「第一段階」と位置づけて
①問題状況の把握のための有識者意見聴取会の実施
②第一線の実務家教員による講演会の開催
③大学院博士課程における実務家教員育成のための科目「ビジネス法務専門教育教授法」のカリキュラム構築とその教材開発
④法学研究科院生の中核拠点校の実務家教員養成課程履修
等を行った。本書はその全部で５年間にわたる事業の最初の２年間の活動報告書にあたる。

はしがき
第1章　「実務家教員COEプロジェクト」の開始とその活動報告・・・1
第2章　有識者に聞く実務家教員像とその教育（1）－実務家教員COEプロジェクト・2019年度第1回有識者意見聴取会記録・・・17
第3章　有識者に聞く実務家教員像とその教育（2）－実務家教員COEプロジェクト・2019年度第2回有識者意見聴取会記録・・・53
第4章　「私の実務家教員論― 銀行員から大学学部長へ」－実務家教員ＣＯＥプロジェクト・法学研究科主催講演会記録・・・85
第5章　専門職教育と実務家教員の養成・・・131
第6章　大学の教育現場で求められる実務家教員像　－大学の学問の変容と実務家教員の新たな役割・・・161
第7章　「コロナを超える」新しい法務キャリアの学び方　－ビジネスマッチング実践型「武蔵野大学大学院」の法務人材育成と実務家教員の養成・・・201
第8章　実践と理論の融合　－実務家教員養成課程の受講を終えて・・・213
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著者略歴

編著：池田　眞朗
1949年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院法学研究科博士課程修了、博士（法学）（慶應義塾大学）。慶應義塾大学名誉教授。専門は民法債権法および金融法。フランス国立東洋言語文明研究所招聘教授、司法試験考査委員、国連国際商取引法委員会（UNCITRAL）国際契約実務作業部会日本代表、日本学術会議法学委員長、金融法学会副理事長等を歴任。
2021年紫綬褒章受章。2015年武蔵野大学法学部長・教授、2017年同大学副学長（以上2020年3月まで）、2020年4月より武蔵野大学大学院法学研究科長・教授。

ISBN：9784991197802
出版社：SOHBUN
判型：4-6変
ページ数：228ページ
価格：1800円（本体）
発行年月日：2021年03月
発売日：2021年04月01日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：KJ。

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