福島第一原発事故以前、日本では淡水魚の放射能汚染はまったく研究されていませんでした。本書の第1部では、チェルノブイリ事故をはじめ世界の核施設による、知られざる淡水魚の放射能汚染をくわしく掘り起こします。
第2部ではそれらの事例を参考に、福島第一原発の大事故により、いま日本の川と湖の魚たちに起きている放射能汚染の実態を見つめ、汚染の仕組みを考えます。そしてこれからの汚染の行方を予測します。
私たちが選ぶべき暮らしの有り様がそこに見えてきます。
セシウムの計測値は大きく三つの条件で変動する。
アユ、ワカサギ、イワナ、ヤマメ、ウグイ…、
身近な魚の放射能汚染の実態とその行方とは!?
選ぶべき未来は森と川と魚たちが教えてくれる。
水口憲哉=著
(福島原発事故国会事故調査委員会参考人、東京海洋大学名誉教授)