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料理大好き小学生がフランスの台所で教わったこと

著:ケイタ

紙版

内容紹介

1歳で包丁を握り、小学5年生で渡仏。
幼いころから野良で遊び、台所に立ってきた少年は本場のフランス料理にあこがれ、暮らしの中の料理を学びに友人たちに会いに行く。
「やりたい!」ことにまっしぐら。親はとめずに、見守り続けた! 300点の写真で見る驚きの成長記録。

推薦のことば <子どもが作る「弁当の日」提唱者・竹下和男>
育てのか? 育ったのか? 「やりたい!」ことにまっしぐら!
山中の農家で暮らす小5の男の子が思い立って、2週間も学校を休んで向かった先はフランス。そこには彼の家で農業ボランテイアのかたわら美味しい料理を作ってくれた友人たちが待っていた。
これは、渡欧費はクラウドファンディングで集め、鍛冶屋で作ったマイ包丁を提げ、行く先々でフランス料理のレパートリーを増やしていった修業記録。
その行動力にあきれ気味の親のもとで、次々と新しい遊び(労働)を体得していく姿に感動! 今は家族に料理をふるまいながら、大工と一緒に自分の家を建てているのだ。親が子育てを楽しむ秘訣がこの中にある!

目次

はじめに

第1章 ぼくのこと
1 ぼくの家族
2 農業ボランティアの人たち
3 死ぬかもしれなかった病気のこと
4 旅の準備

第2章 フランスの首都 パリ
1 たいくつだったパリの朝
2 パオロとパオロの家族のこと
3 ナポレオンはくぐれなかった凱旋門
4 マダムの料理教室
5 シャンティイ城 クリームはあますぎた
6 夜のエッフェル塔
7 日本食を作った
[農民のスープ / ポトフ / ラタトゥイユ]

第3章 アルプスのふもと シャンベリー
1 アナイスとギョウム
2 山のふもとの田舎のくらし
3 アルプス名物ラクレット
4 日曜日のマルシェ
[ポレンタ / 農家のラザニア / おばあちゃんの野菜スープ / 豚のフィレ・ミニョン / じゃがいもの牛乳グラタン]

第4章 “ 美食の街 ” リヨン
1 美食の街と呼ばれるわけ
2 国際美食館に美食はなかった?
3 ノートルダム大聖堂
4 おいしかった郷土料理
5 牛乳の味くらべ
6 コインランドリー

第5章 ジェレミーの故郷 トゥールーズ
1 シェフのジェレミー
2 買い物から料理は始まる
3 こんなものまで 量り売り
4 チエリとジェレミーの料理教室
5 日曜日はそろってごはんを食べる
6 黄色いベストの人たち
[クロックムッシュ・マダム / コルドンブルー / クリームブリュレ / ピストゥ豆スープ / 鶏肉のフリカッセ・アンシエンヌ風 / レモンパイ]

第6章 料理修業の旅 まとめ
1 ゴミと落書きのナゾ
2 フランス料理でちょっとわかったこと
3 失敗することもあるけど、
  またやってみればいい

おわりに
子どもって意外とできるんだ ハヤシヨーコ

著者略歴

著:ケイタ
2008年神戸生まれ、長野県伊那市在住。
幼い頃から台所で料理するほか、なにかを作ることが大好きな小学6年生。趣味は400ページ以上の世界の名作の本を読むこと。
料理は趣味と生活の間の存在。家づくり(大工仕事)にも挑戦中。

ISBN:9784916110893
出版社:自然食通信社
判型:B5変
ページ数:128ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB