はじめに
第1章 宮沢賢治の地平を歩く―様々な実践を通して―
1 賢治文学の魅力―常葉橘高校での実践を踏まえて―
2 「雲の信號」と「稲作挿話」
3 「告別」にこめた賢治の決意―修文大学での講義を含めて―
4 宮沢清六氏との出会い―宮沢家の居間にて―
5 現代に生きる賢治作品―愛知県立芸術大学生たちの試み―
第2章 『なめとこ山の熊』論―物語世界からの救済―
はじめに
1 『なめとこ山の熊』から読み取れる現実のヒエラルキー
2 弱肉強食の摂理
第3章 『セロ弾きのゴーシュ』論―「開示悟入」をキーワードに―
1 ゴーシュの背景
2 法華経の存在
3 動物たちの役割と背景
4 法華文学の創作の理想を求めて
第4章 宮沢賢治の挑戦―超現実の陰影を求めて―
1 超現実の仕組みと賢治作品
2 ユーモアと超現実
3 『銀河鉄道の夜』解題Ⅰ―賢治と超現実―
4 『銀河鉄道の夜』解題Ⅱ―鳥を捕る男―
5 エクリチュールの行方
資料 (論文 宮沢賢治研究1―大正4年から大正10年に至る賢治の信仰心の変遷を中心に―
A Study of Kenji-Miyazawa No.1)
おわりに
宮沢賢治略年譜