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パンダは、白と黒の毛皮が珍重され、ハンターの餌食にされる苦難の時代を乗り越えて、いまや、その愛くるしさ・魅力（ぼくは「魔力」と言いたい！）で世界中の人々をとりこにしています。そんなパンダと人類のかかわりからはじめ、近年の「新・パンダ外交」に象徴される、パンダをとりまくさまざまな事情をまとめました。しかも、パンダの生態や体の特徴などを、様々なシーンの写真とともに掲載！　こんなパンダ見たことない！に出会えるかもしれません。この本で、パンダの「魔力」に近づいてみませんか？

監：小宮輝之
1947年東京都生まれ。2004年から2011年まで上野動物園園長を、2022年から日本鳥類保護連盟の会長を務める。主な著書に『くらべてわかる哺乳類』(山と 渓谷社)、『ほんとのおおきさ・てがたあしがた図鑑』(学研)、『Zoo っとたのしー! 動物園』(文一総合出版)ほか、監修に『ほんとのおおきさ動物園』(GAKKEN)、『生きものとなかよし はじめての飼育・ 観察』シリーズ(ポプラ社)など多数。

著：稲葉茂勝
1953年東京都生まれ。大阪外国語大学、東京外国語大学卒業。子ども向けの書籍のプロデューサーとして多数の作品を発表。『世界のあいさつことば学』(今人舎)など、国際理解関係を中心に自らの著書・ 翻訳書は100冊以上にのぼる。近年は「子どもジャーナリスト」として執筆活動を強化。「目からウロコ 単位の発明！」シリーズ（あすなろ書房）、ミネルヴァ書房『シリーズ・とはなにか？オリンピック』ほか著書多数。

絵：荒賀賢二
1973年埼玉県生まれ。児童書デザイン会社を経て、2001年からフリーのイラストレーターに。『電気がいちばんわかる本』（ポプラ社）、『政治かんたん解説』（フレーベル館）、絵本『よういどん』（少年写真新聞社）など、児童書の挿絵や絵本を中心に活躍。『できるまで大図鑑』（東京書籍）は中国、台湾でもベストセラー。中国簡体字表記は荒贺贤二、台湾繁体字表記は日本語と同じく荒賀賢二。