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日本AV全史

著:安田 理央

紙版

内容紹介

アダルトビデオは終わったのか?
欧米のポルノビデオとはまったく異なる独自の進化/深化をたどり、“裏のクールジャパン”として世界の性産業に影響を与える日本のアダルトビデオを、その前史から現代まで、メディアの変遷、流行、社会状況そしてAV新法にいたる規制との駆け引きなど……、アダルトメディア研究の第一人者が多様な視点からたどる、もうひとつの文化史。
巻末には詳細な日本AV年表を収録。

目次

1章 AV前史
2章 黎明期のAV
3章 AVブームの到来
4章 新しい波と混沌
5章 インディーズの襲来
6章 レンタルVSセル
7章 ボーダーレス化するAV
8章 AVと人権
9章 新たな可能性を求めて
終章 The History Goes On
 日本AV年表

著者略歴

著:安田 理央
1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家。
美学校考現学研究室卒。主にアダルト産業関連をテーマに執筆。特にエロとデジタルメディアの関わりや、アダルトメディアの歴史の研究をライフワークとしている。AV監督やカメラマン、漫画原作者、トークイベントの司会者などとしても活動。
主な著書として『痴女の誕生――アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(2016年)、『巨乳の誕生――大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(2017年)、『日本エロ本全史』(2019年、いずれも太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書、2018年)、『ヘアヌードの誕生――芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる』(イースト・プレス、2021年)などがある。

ISBN:9784910315225
出版社:ケンエレブックス
判型:4-6
ページ数:440ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2023年02月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF