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不動産関係者に向けて年間50回以上の研修を全国で行っている筆者が、参加者から直接寄せられた従前の知識だけでは対応できない、不動産の現場で生じている問題や質問、疑問、問題提起など、どこの解説書にもない回答や解説を求められた経験をもとにした実務上の問題について解説しているほかに類書のない1冊。
基本法である民法が、相続法、債権法、所有者不明土地関係の物権法、不動産登記法の順で相次いで改正され、それに伴って不動産業界でも新たな法律問題やトラブルが発生しています。
さらに、新たに顕著になっている問題として、電子契約や外国人との取引きなど、従前の知識、経験では対応できない実務上の問題も多く見受けられるようになっています。
このような今現場で起きている新たな問題やトラブルの事例を紹介し、それに伴う法律実務を徹底解説した１冊。

著：柴田龍太郎
平成29年度、最高裁判所の委嘱により司法修習生考試委員会委員
平成29年度、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会の委嘱により民法等各種法令改正を踏まえた宅地建物取引制度のあり方に関する調査研究会委員。
第一東京弁護士会司法制度調査委員会委員。
公益社団法人不動産流通推進センター不動産コンサルティング試験委員。
公益社団法人東京都宅地建物取引業協会研修センター法定講習講師