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PTAのトリセツ〜保護者と校長の奮闘記〜

著:今関 明子
著:福本 靖

紙版

内容紹介

『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020』やマニフェスト大賞審査員特別賞を受賞したPTA改革の取り組みが見事に詰まった一冊!
昨今、日本全国の学校で問題となっているPTAの在り方。この古くて新しい「PTA問題」について、多くの関係者がさまざまな提案や批評を展開している。そんな中、元PTA会長と現職の校長の共著という形で出版された本書は、これまでにない、PTA改革の記録である。
「役員は全員立候補!?」「学校運営に保護者が参加する」など、PTA不要論を覆す逆転の発想で、試行錯誤を重ねながらさまざまな問題を一つ一つ解決し、新たな組織を作り上げた、PTA改革の顛末がていねいに記されている。学校現場で実践してきた保護者と先生だからこそ語ることのできる、リアルな描写と具体例が満載。
世の「PTA問題」を解決に導く、ヒントとアイディアが詰まった本書は、保護者、教員、教育関係者、学校運営に関わる全ての人必読の一冊である。

目次

 保護者編(今関PTA副会長)
・生徒も保護者も誰も喜ばない作業がスタート!
・立候補が学校中でゼロなんて、PTAの存在価値は無し?
・最高に緊張する専門委員長を決めるじゃんけん
・アンケート結果から大胆な削減へ
・敢えて引き継ぎ書を作らない
・校長先生のリーダーシップ
・保護者だからこそできること
・PTA会長として気をつけたこと

先生編(福本校長)
・保護者が学校運営に参加する仕組みつくり
・広報紙 事実上廃刊!
・学級役員選出はくじ引きでいいのか?
・タブー視される学校と保護者との意見交換
・教員の多忙化に拍車をかけるPTA対応
・保護者は「子どもが通っているから変に思われたくない」
・PTAは本当に不要なのか?
・保護者の提案で実現したネット教材の家庭配信
・多忙化を緩和する採点支援ソフトの導入
・保護者の意見とその対応 10の実例
・PTA規約という壁の乗り越え方
・地域間のばらつきが出るコミュニティスクール

著者略歴

著:今関 明子
元PTA会長)神戸市立の小学校と中学校でPTA会長と副会長を歴任。共著書「PTAのトリセツ」(世論社)で、校長と一緒に進めたPTA改革を紹介。神戸市在住。 
著:福本 靖
神戸市立桃山台中学校校長。神戸市内公立中学校3校の勤務を経て、2008年より教頭、教育委員会事務局指導主事、校長を歴任。前任校の神戸市立本多聞中学校でのPTA改革、学力向上、ICT教育などの斬新な取り組みが多方面から注目を集めている。

ISBN:9784910274010
出版社:CAPエンタテインメント
判型:4-6
ページ数:152ページ
価格:1000円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2021年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JND