著者略歴
著:並河 良一
著者は、産業経済の研究者である。対象分野は幅広く、工業経済、農業経済、エネルギー経済、国際経済・海外市場開発(東南アジア、オーストラリア、イスラム諸国)に及ぶ。とくにイスラム市場開発=ハラル製品・ハラル市場については、造詣が深い。京都大学農学部、同大学院で食品工学を専攻し、通商産業省(現・経済産業省)に入省後は基礎産業局、資源エネルギー庁などで政策立案を担当した。JETRO(日本貿易振興機構)においてはインドネシア、オーストラリアに駐在した。その後、名古屋大学、岩手県立大学、中京大学などの教授として実証研究を行ってきた農学博士(京都大学)である。著書には、「ハラル食品 マーケットの手引」(日本食糧新聞社)、「ハラル認証実務プロセスと業界展望」(シーエムシー出版)、「資源エネルギー政策をめぐる日豪関係」(日本経済評論社)、Take-or-Pay under Japanese Energy Policy, Energy Policy(Elsevier)などがある。