土門拳の室生寺
著:土門 拳
紙版
内容紹介
女人高野」の名で知られる奈良県北東部の山寺・室生寺。土門拳は昭和 14 年に初めてこの地を訪れ、山峡に立ち並ぶ優美な堂塔や、平
安初期の木彫仏にすっかり魅せられます。ことに釈迦如来坐像を「この像くらい利口で頭のいい顔をした、天下一の美男の仏像はなかった」と絶賛し、戦中も戦後間もなくの物資のない時期にも、機材や米を背負って出かけ、撮影を続けました。これで撮り切ったとは思えず、いくらでも撮れると土門の写欲をそそった寺でした。本書には戦前から昭和 52 年までに撮影したモノクロームの名作と、その撮影時のスナップ、室生寺愛あふれるエッセイを収録します。
ISBN:9784909532312
。出版社:クレヴィス
。判型:B5
。ページ数:160ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2019年08月
。発売日:2019年08月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。