Ⅰ
雨も降らない何もないねんから
夜霧のまま
砂見川
うまれたての果物の香りが薄いグラスのそこに溜まっている
大井貞平3316番地
ズックのなかは砂だらけほら
踊る・踊らない・踊れ
きみに手渡したいゆうぐれ
どうしてだか泣きたくなるんだ
木馬が七台木馬が二台
ひみつ
少女
生木のそばで
南くんの海鳴り
標
ムスメハハ
おはようジャック&ベティ
Ⅱ
夜の空にピアス
ひまとよ川
小暮デパートとピンクピンク
小柳玲子さんの黒い家
あしたの日記
明るい日曜日
やあ アッシだよ、アッシ
もらい湯
月あかりのぼんやりに
そこに陽だまり
死ぬなんてたった一日のそれも瞬間の出来事なのに
鼻をつまんであげようか
あとがき