奈良には歌があふれてる おさんぽ万葉集 平城 春日 葛城 山辺の道 泊瀬 忍阪 飛鳥
著:村田 右富実
紙版
内容紹介
奈良の平城、春日、葛城、山辺の道、泊瀬、忍阪、飛鳥エリアでよまれた歌と道と歴史をめぐる本。名所旧跡という「点」のみを辿るのではなく、本書ではそこに到るまでの道中にも注目しています。
奈良のあちこちを歩いている、万葉研究者の村田教授が、道すがらの楽しさを万葉歌を混ぜ込みながら書き綴っているので、読み応え抜群です。実際に歩いていただくのはもちろんですが、奈良に行くのが難しい方、万葉集に明るくない方でも、読み物としてお楽しみいただけます。
目次
・はじめに
・もくじ
●宮と京を経て、異境の入り口・奈良山まで
Route1 平城
●高山、若草山…高みから一望し、また野遊びもする
Route2 春日
●古につづく道をひたすら登り、ひたすら降る
Route3 葛城
●おさんぽひとやすみ 二上山
●今日はどのルート?何度歩いても楽しみがある
Route4 山辺の道
●ちょっと豆知識 古代の色名
●積み重なる時間を歩き、「泊瀬の檜原」を思う
Route5 泊瀬
●万葉の気配ただよう、静かなる伝承の地
忍阪
●おさんぽひとやすみ 宇陀
●ゆったり、のんびり 想像力をたずさえて
Route7 飛鳥
●自転車での欲張りコース でも眼差しはおだやかに
Route8 飛鳥(自転車)
●おさんぽひとやすみ 吉野
・おわりに