著:エヴァン・トンプソン
ブリティッシュ・コロンビア大学哲学科教授。認知科学、心の哲学、現象学、異文化哲学(特に仏教やその他のインド哲学の伝統)の観点から、心、人生、意識、自己について執筆している。1983年にアマースト大学でアジア研究の学士号を、1990年にトロント大学で哲学の博士号を取得。フランシスコ・ヴァレラ、エレノア・ロッシュとの共著に『身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ』(工作舎)、著書に『Mind in Life: Biology, Phenomenology, and the Sciences of Mind』、『Waking, Dreaming, Being: Self and Consciousness in Neuroscience, Meditation, and Philosophy』(ともに未邦訳)など。
監:藤田 一照
東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、曹洞宗の紫竹林安泰寺にて得度、僧侶となる。1987年よりアメリカ合衆国マサチューセッツ州のヴァレー禅堂で禅の講義や坐禅指導を行う。2005年、帰国。2010年より2018年までサンフランシスコの曹洞宗国際センター所長(第2代)を務める。神奈川県の葉山にて実験的坐禅会を主宰。著書に、『現代「只管打坐」講義』(佼成出版社)、『現代坐禅講義』 (角川ソフィア文庫)ほか、共著や訳書が多数。
監:下西 風澄
東京大学大学院博士課程単位取得退学。哲学と文学を中心に執筆。著書に『生成と消滅の精神史─終わらない心を生きる』(文藝春秋)。論文に「フッサールの表象概念の多様性と機能」(『現象学年報』第33号)、「生命と意識の行為論:フランシスコ・ヴァレラのエナクティブ主義と現象学」(『情報学研究』No.89)など。執筆に「生まれ消える心 ─ 傷・データ・過去」(『新潮』2023.5)、「演技する精神へ ─ 個・ネット・場」(『文學界』2023.6)、「青空を見つめて死なない」(『ユリイカ』2024.4)ほか。