日本異界図典
監:朝里 樹
紙版
内容紹介
私たちが生きる世界の向こう側にある見えない世界「異界」――。いにしえの人々は、人知を越えた存在を畏れ敬い、異界という世界を創り上げた。人々が異界を通し築き上げた文化や伝統、社会を解説していく。神社に張り巡らされた結界とは? 「かごめかごめ」は呪術だった? 北東は鬼の通り道だった? 相撲の作法は魔除けの儀式だった? いにしえから伝わる民俗信仰や、歴史の観点から「異界」を紐解く。
目次
一章 空間と異界
二章 モノと暮らしと異界
三章 行事と異界
四章 芸能と異界
その他:物語から読み解く異界の世界