政治権力VSメディア　映画『共犯者たち』の世界

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監：『共犯者たち』上映シンポ実行委員会　発行

編：岩崎貞明・岡本有佳・金富子・砂川浩慶責任編集

出版社：夜光社

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内容紹介

韓国言論人たちは政治圧力とどうたたかっているのか。
韓国ドキュメンタリー映画『共犯者たち』は、李明博～朴槿恵大統領の約９年の間、公共放送KBSとMBCを政権の「広報基地」に転落させた主犯と共犯者たちの実体を明らかにし、それに抵抗したジャーナリストたちの姿を描いて、大反響を呼びました。
本書は、崔承浩監督インタビュー、MBC記者、「ニュース打破」記者をはじめ、映画の背景や日韓放送ジャーナリズムの歴史と現状を、ジャーナリストと歴史研究者がわかりやすく解説します。

【主な目次】
第１章　映画『共犯者たち』
映画について／キーワード解説
KBSとMBC　「共犯者たち」年表　
崔承浩監督インタビュー
金京来（ニュース打破記者）●私は、ジャーナリストは、この10年をどう生きてきたか
朴晟済（MBC記者）●権力の追従者になった言論（メディア）

第２章　バックグラウンド　韓国と日本
金富子●韓国の民主化運動と言論の民主化
　＊映画で学ぶ韓国民主化運動リスト付き
岡本有佳●韓国放送人と市民たちの〈抵抗と連帯〉
李洪千●韓国の放送メディア事情
砂川浩慶●日本のテレビジャーナリズム
岩崎貞明●日本の放送労働運動の歴史　　
【映画評】
望月衣塑子●記者としての気概を呼び起こされる　
徐台教●「言論」とは何かを突きつけるドキュメンタリー
坂上香●なぜ、そこにカメラがないのか？
板垣竜太●構造と責任

ISBN：9784906944200
出版社：夜光社
判型：A5
ページ数：64ページ
定価：900円（本体）
発行年月日：2018年06月
発売日：2018年06月10日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：ATF。

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