出版書誌データベース

■この本の構成

「本編」と「ステップアップ学習編」の2部構成。本編は入門編として、法制執務を初めて学ぶ一般行政職員や専門職・資格職の方を対象にし、ステップアップ学習編は、本編の内容を深化した応用編として、本編で基礎を学んだ方や法制執務の担当者を対象に、より深く学び実務に応用できる構成となっています。

■この本の特徴・セールスポイント

■難解な法制執務の全容を最もわかりやすく解説した待望の書 誕生!!

●自治体の研修講師を長年務め多くの実績を持つ著者が、そのノウハウを全面公開

●職員研修や大学での講義内容をノート風に作成し、箇条書きや図表を多く取り入れたわかりやすい編集

●市区町村職員に特化し、理論よりも仕事に直結する「実務」に重点を置いた実践書

●地方自治法や憲法等の関係法令についても習得できるように関連付けて詳しく解説

■本編

●第１編総論　第１章法制執務とは　第２章自治体を巡る法体系

●第２編憲法及び法令等　第１章憲法　第1節地方自治の制度的保障　第２節基本的人権の尊重　第２章法律・政令・府省令等

●第３編自治立法　第1章総論　第２章条例　第３章規則　第４章他の執行機関の規則等　第５章その他

●第４編条例・規則のかたち　第１章形式　第２章構成　第１節本則　第２節附則　第３節別表・別記様式等

●第５編法令文 　第１章法令文と公用文の関係 第２章主語 第３章述語 第４章接続詞 第５章句読点 第６章法令用字 第７章法令用語 第８章法令の読み方

●第６編条例・規則の一部改正 第１章条例・規則の動き 第２章一部改正の原理と類型 第３章特記事項

■ステップアップ学習編

●第1ステップ総論　第1章法令間の調整　第2章法の一般原則

●第2ステップ憲法及び法令等　第1章憲法上の特記事項　第1節地方自治の本旨　第2節基本的人権　第3節政教分離原則　第2章行政実例

●第２ステップの２自治体の事務と地方分権　第1章地方分権一括法による地方自治法の改正　第2章第二次地方分権改革　第3章検証と今後の方向性　第1節検証　第2節今後の方向性(研究課題)

●第3ステップ自治立法　第1章条例と憲法との関係　第2章条例と法律との関係　第3章市区町村条例と都道府県条例との関係　第4章条例と規則・要綱との関係　第5章条例のまとめ　第6章行政指導要綱・マニュアル　第1節行政指導要綱　第2節マニュアル

●第４ステップ条例・規則のかたち(罰則・期間)　第1章罰則　第2章期間　第1節期間と年齢の計算　第2節消滅時効期間と債権管理

●第5ステップ法令文　第1章「できる」の補足説明　第2章接続詞　第3章法令用語　第4章条文の書き方

●第6ステップ自治体における法務

著：渡邉　孝夫
昭和23年宇都宮市生まれ。昭和46年一橋大学法学部卒業。民間企業勤務後、昭和49年宇都宮市入庁。
平成21年宇都宮市定年退職。地方行政研究所を立ち上げ、今日に至る。
法制・訴訟・議会・行政改革部門に、係長、課長であった期間を含め、18年間在職。また、それ以外にも、固定資産税、人事、清掃工場建設の事務に従事し、地区市民センター所長、教育委員会総務担当主幹、行政経営課長、農務部次長、教育次長、危機管理監を歴任する。
元作新学院大学非常勤講師のちに客員教授（地方自治法）(平成25年度～令和2年度)
株式会社夢の友出版　受託講師（法制執務、政策法務、地方自治法、行政法、文書事務）
塩谷町情報公開審査会委員・行政不服審査会委員・政治倫理審査会委員