現場力は、「保つ能力」「よりよくする能力」「新しいものを生み出す能力」から構成され、これが企業間格差を生じさせる。すなわち、大半の企業は業務遂行を確実におこなう現状維持型企業(平凡な現場)だが、「保つ能力」に欠陥があり競争力が劣化している企業(平凡以下の現場)、価値増大に直結する改善や創意工夫(よりよくする能力)や価値創造に取り組み競争力を高めている企業(非凡な現場)に分かれる。
非凡な現場をつくりあげるキーパーソンをエンジニア(技術者)とナレッジワーカー(技能者)とみる著者は、従業員として、経営者として、そしてコンサルタントとしてかかわった豊富な実例から、その育成を核とした現場マネジメントを探る。