奥松島物語 第4号
監:赤坂憲雄
編著:西脇千瀬
著:松川清子
紙版
内容紹介
2011年の東日本大震災で津波にのまれた奥松島(宮城県東松島市。旧鳴瀬町)の歴史を掘り起こす地域誌。古代から近代まで続いた製塩の痕跡をたどるほか、震災後の農地の除塩作業、支援を継続した大田区のボランティアの軌跡などを綴る。
目次
奥松島入門1 奥松島と塩 西脇千瀬
奥松島入門2 石碑が語る奥松島の塩田史 松川清子
潮受け水路の知恵と技術 塩害対策と農地復興 佐々木甲也
[詩]神の下りる浜 北原悠子
回想――土手にてⅡ 尾形京子
鳴瀬・思い出雑記帳 おかあさんとテレビ 佐々木稔
大田区ボランティア 東松島での経験から 小野紀之
たどり着いた場所 祖父に導かれ野蒜でボランティア 中津川達也
[聞き書き]記憶の風景
ミネちゃんは行く、前へ 小山美音子
里浜に生まれて 尾形一男
小野・野蒜・宮戸イラスト日記帳〈4〉東名運河編 下河原幸恵