出版書誌データベース

　耳が詰まっていて塞がったような感じ、自分の声が耳の中で響く感じ。また、音がこもってよく 聞こえない、相手の話が聞き取りにくい・・・このような症状に悩まされている方は“耳管機能障害”かもしれません。
　耳管機能障害には「耳管狭窄症」と「耳管開放症」があり、どちらも“耳の閉塞感”、“耳鳴り”などの症状があらわれます。この病気の厄介な点は、専門医でさえ正しい判断が困難なため、適切な治療が受けられず、つらい思いをしている方が多いということです。
　本書では、人の体が本来持っている自然治癒力を高めることによって、耳管機能障害からくる「耳管狭窄症」や「耳管開放症」を改善に導くことを目指しています。そして、「耳管狭窄症」、「耳管開放症」の症状や現状における治療法などを解説し、耳管機能障害の改善に効果的な天然成分についても詳しくふれています。また、耳管機能障害の症状が改善し、明るい日々を取り戻した方の体験談も紹介しています。

第１章　つらくてやっかいな「耳の閉塞感」に苦しむ人たち
第２章　「耳の閉塞感」はだれにでも起きる？
第３章　「耳管狭窄症・開放症」はなぜ治りづらいのか？
第４章　「聞こえ」を改善する自然成分
第５章　「耳の閉塞感」が消え、きれいに聞こえるようになった！

著：恒松 健二
メディカルライター。医療・健康分野の書籍・雑誌を中心に執筆活動を行なっている。代替医療、統合医療、機能性食品などに詳しく、多角的な視点から執筆に取り組んでいる。

監：嘉島 康二
医学博士。北里大学衛生学部化学科卒業、北里大学薬学部有機薬化学教室研究員、杏林大学医学部第二内科学研究生、健康食品製造会社での研究開発部門役員などを経て、現在、CTCラボラトリー代表、一般社団法人日中健康食品交流協会理事。健康食品全般にわたる開発研究（素材研究開発、食品設計および製造機械の開発）を行なっている。
専門分野は、魚油（EPA・DHA）による心筋に対する影響、新機能性製剤に関する吸収促進、機能性改善に関する研究開発。最近では、抗認知症に関与するサプリメントの研究開発を積極的に行っている。