1998年、事実上の経営破綻に陥ったコープさっぽろ。地域の暮らしを支える使命を担いながらも、経営組織のひずみで赤字が累積し、存続の危機に直面した。しかし、日本生活協同組合連合会の支援を受け、痛みを伴う人員整理や大胆な事業改革を断行。徹底した再建のプロセスを経て、組織は「強さ」を構築していく。
本書は、1993年から2001年にかけその改革の最前線に立った幹部役員たちの視点から、経営再建の舞台裏をリアルに描き出す。
危機を乗り越え、未来へとつなぐ「本当の強さ」とは何か――その答えを知ることができる本書には、次世代に伝えるべき貴重な記憶と記録が3人の著者によって示されている。生鮮食品販売の経営や組織改革の現場で、「逆境を力に変える」ヒントを求めるすべての人に読み応えのある1冊だ。