一茶繚乱 俳人 小林一茶と江戸の園芸文化
著:賀来宏和
紙版
内容紹介
小林一茶の残した二万句に及ぶ発句は、当時、世界最高の水準にあったわが国の園芸文化が成熟期を迎え、庶民の間にも園芸が大流行していた様子を如実に物語っている。
「梅」「桜」「朝顔」「菊」など四季折々の観賞植物ごとに発句をまとめ、膨大な文献を駆使して、庶民への園芸の普及を活写する、わが国園芸文化史の一面に光をあてた画期的な大著!
目次
第1章 小林一茶の生きた時代
第2章 日本の園芸文化と江戸園芸に至る道
第3章 江戸に華ひらく
第4章 一茶と花の時代
第5章 梅と一茶
第6章 一茶と春の園芸植物
福寿草のこと/椿のこと/桃のこと/桜草のこと/蒲公英のこと/藤のこと/躑躅のこと
第7章 桜と一茶
第8章 一茶と夏の園芸植物
牡丹と芍薬のこと/花菖蒲と杜若のこと/花蓮のこと/撫子のこと/石菖のこと
第9章 朝顔と一茶
第10章 一茶と秋の園芸植物
蘭の花のこと/楓のこと/金のなる木のこと
第11章 菊と一茶
引用・参考文献一覧
ISBN:9784896943399
。出版社:八坂書房
。判型:A5
。ページ数:624ページ
。定価:6800円(本体)
。発行年月日:2023年03月
。発売日:2023年03月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WMPC。