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日本史上もっとも華麗なファッション文化が花開いた平安時代は、後世の 和装文化の原点といえます。ファッションデザイナーであり日本史上の服飾 文化の変遷を調べてきた著者が、カラーイラストとともに平安ファッションの 世界を多角的に解説します。「女性貴族の十二単（じゅうにひとえ） が、重ね着になった理由」など 素朴な疑問も解消され、平安朝の装束文化の基礎知識が学べます。

巻　頭　平安ファッション　イラスト図解
第1章　国風・唐風・武家風──平安時代のファッショントレンド
第2章　官位があったから色彩豊かに
第3章　平安貴族のスタンダードな正装
第4章　代表的な色・文様の使い方
第5章　貴族の「持ち物」「被り物」
第6章　平安時代の身だしなみ、美人の条件
第7章　武士の登場で身軽になった衣裳
第8章　平安ファッションからのメッセージ
補　章　年中行事と通過儀礼

著：髙島克子
エイフレッシュ代表・服飾デザイナー。京都女子大学短期大学部・City College of San Francisco・産能大学（現・産業能率大学）卒業。産業能率大学、自由が丘産能短期大学、創造社デザイン専門学校で非常勤講師を務める。
「おしゃれで機能的」をコンセプトに、リサイクル着物地のエシカルなベレー帽や着物・帯・半衿デザインを手掛ける。2022年、着物アップサイクル「一糸想伝®️」プロジェクトを始動。
2021年、『着物は時代を物語る』AmazonよりPOD出版し、被服文化史の講演会やイラスト展＠平岡珈琲店を開催。2022年久留米絣
デザインコンテストで最優秀賞受賞。