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ヨハネ伝講話 第二巻

著:手島郁郎

紙版

内容紹介

キリストの愛弟子ヨハネが晩年に記した、ヨハネによる「第四福音書」。
先に表された『共観福音書』は、イエスの伝道の姿を生き生きと記しているが、ここでヨハネは視点を師イエスの内なる宗教生活に絞って、「父と子」の関係の秘密を表そうとする。
日本人の心と深い霊性で読み解く著者の絶筆。
四六判上製

著者略歴

著:手島郁郎
月刊誌『生命の光』の創刊者・手島郁郎(1910~1973年)は、少年のころからキリストの信仰をもち、内村鑑三、賀川豊彦の影響を受けました。また無教会主義に共鳴し、塚本虎二に私淑していました。
1948年5月、日本が世界的な大戦に敗れて3年目の熊本は占領下にあり、手島はアメリカ占領軍の横暴な政策に抵抗しました。そのことで逮捕命令が出されたため、阿蘇の山にのがれます。人里はなれた山中で助けを祈っていたときに、神と出会い、御声を聞くという体験をしました。
以後、「イエス時代の原始福音に帰れ」と言って、伝道を始め、1948年10月には月刊誌『生命の光』を発刊しました。それは、手島の聖書講話とキリストに救われた人々の体験談・証しを載せて、毎月発行され、今に至っています。

ISBN:9784896060362
出版社:手島郁郎文庫
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:2545円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年04月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF