言語障害の当事者・家族と治療者のコラボレーションから生まれる新しい生活!
「苦しい日々もあったけれど、いま、生きていて良かった」。平成22年9月12日の九段ホールに響いた一言が本書のすべてを語る。言語に障害のある当事者とご家族が言語聴覚士とともに苦難のなかから新たに人生を再構築していく経過をつまびらかにした本書は、既に臨床に出られている方のみならずこれから言語聴覚士を目指す人にとって自分たちの仕事の有り様を知ることが出来る貴重な生きた教科書である。また当事者やご家族にとっては回復への大きな希望が見える道標となる。病を得た人がどのように人生を再建していくことが出来るのかそして治療者はどのように寄り添い支えることが出来るのか、言語聴覚士にとって欠かすことの出来ない必読の書である。