著:山上安見子
現在、京都の大学にて科目履修生として仏文学を研究中。茶道と能楽の愛好 者。織豊時代の女性の生き方に興味があり、その代表としちゃちゃを中心に 本作を上梓した。秀吉はもとより、ちゃちゃの生涯に大きな影響を与えた茶 聖千利休などとの交流を、演能やお茶事の場面を中心に、細やかな心理描写 を交えて描くことに腐心した。次作は、か ねてより心惹かれてきた文武両道に秀でてはいたが、悲運の生涯を送った戦 国武将について構想し、着手をしたところである。既刊に『赫い月』『ベル・ オンム』がある。『ベル・オンム』にてリトルガリヴァー文学賞受賞。