はじめに
1 経験者として、研究者として
2 「選択」を捉えなおす
3 フィリピン社会における流産・中絶
4 流産や死産の経験にみるつながり
一 フィリピンの性と生殖をめぐるポリティクス
1 リプロダクティブ・ヘルス(RH)とは何か
2 フィリピンの母子保健と家族計画
3 RH法制定後の混乱とその後
二 宗教解釈に基づく罪(Sin)としての流産と中絶
1 RH法に反対した宗教団体
2 プロ・ライフ派の思想
3 罪を認め、償いの活動をする女性
4 マリアとジジの流産・中絶
5 カルマを断つカウンセリング
三 スラム街での流産・中絶の経験
1 調査を拒絶され続けた一年間
2 女性の権利を求め続けて
3 言葉にあらわれない苦しみ
4 妊娠三ヵ月の境界線
5 主体的に選択する若い世代
おわりに
注・参考文献
あとがき