I 海外における江戸川乱歩研究
江戸川乱歩における閉所嗜好症と視線 セス・ヤコボウヴィツ
乱歩・声・モダニティの音風景 大森恭子
乱歩と出版広告―一九三一年、平凡社『江戸川乱歩全集』の新聞広告と「大乱歩」の誕生 韓程善
中国における戦前推理小説の研究・翻訳事情―江戸川乱歩を中心に 銭暁波
コラム 「黒蜥蜴」における倒錯の系譜―江戸川乱歩から三島由紀夫へ スティーブン・ドッド(訳 川崎賢子)
II 江戸川乱歩所蔵資料を用いた研究
Πの領分 川崎賢子
江戸川乱歩所蔵本・海軍外郭団体雑誌『くろがね』を読む 石川巧
江戸川乱歩資料に見る、「類別トリック集成」の成立—『奇譚』、映画論から「トリック分類表」へ 落合教幸
江戸川乱歩旧蔵本小考—『安政雑志』と『藤岡屋日記』 丹羽みさと
III 江戸川乱歩のテクストを読み直す
探偵小説のジャンル言説と読者像—江戸川乱歩を中心に 金子明雄
探偵小説の風景—乱歩的パースペクティヴの誕生とその展開 小松史生子
乱歩とアダプテーション—加藤泰『江戸川乱歩の陰獣』におけるメディア/ジャンルの交錯 井川理
江戸川乱歩における戦後ミステリの復興―エログロをめぐるジャンルの政治学 柿原和宏
江戸川乱歩と〈不気味なもの〉 ―乱歩テクストにおける「不気味」の抹消 栗田卓
江戸川乱歩と進化論 浜田雄介
コラム 舞台と映像のなかの乱歩 神山彰
IV シンポジウム 江戸川乱歩のモダニティ
セス・ヤコボウヴィツ、大森恭子、浜田雄介、韓程善 司会・川崎賢子