東日本大震災発生直後、福島県立相馬高校は校舎の倒壊こそ免れたものの、体育館が遺体安置所や原子力災害避難所として使われるなど未曾有の混乱に包まれた。
本書は、当時高校の事務長を務めていた著者が綴る、教育現場における被災から復興までのノンフィクション。
サテライト校として他校生徒・教職員約1,200名を受け入れる巨大な学校運営。
体育館や校舎の災害復旧工事。PTA・NPO・個人・企業による支援活動──。
生徒の学びと笑顔を守るため、学校と地域が一丸となって挑んだ一年が描かれる。
さらに、「千年に一度の災害対応マニュアル」の作成や、復興後の部活動・文化祭・大学進学など、困難を乗り越えた生徒たちの成長と活躍も克明に記録。
教育現場のリアルな奮闘、地域との絆、被災地の実態を知るすべての人に届けたい一冊となっている。
※この書籍は2022年に出版された『大震災の刻 (とき) を生きる:這い上がる被災地の県立高校【電子書籍版】』のリニューアル版です。