◎ニッポン《アングラ》発祥史〜アンダーグラウンド・シネマと新宿の熱気が生んだもの
◎丸尾末広『アン・グラ』
◎60年代日本、アングラの女たち〜浅川マキ、カルメン・マキ、藤原マキ、吉田日出子、鈴木いづみ…
◎映画でめぐるテラヤマワールド/「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「トマトケチャップ皇帝」他
◎型を捨てよ、町へ出よう〜寺山修司の実験演劇
◎ゼロ次元
◎九州派
◎1969、『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』と『盲獣』
◎フォークル×エノケン〜ふたつの「帰って来たヨッパライ」
◎少年愛文化の60年代前後
◎新宿フォークゲリラの5ヶ月
◎地下新聞
◎「ウルトラQ」の60年代、あるいは戦後が終わっていないことについて
◎久里洋二〜発掘された時代精神
◎クィアと肉塊〜ドナルド・リチーの実験映画
◎澁澤龍彥60's〜高度経済成長期の幼年皇帝
◎舞踏の魔人・土方巽
◎舞踏はなぜ国際的に広がったか
◎細江英公と土門拳展
◎Amsterdam 1960s〜時代の最先端を走っていた魔術の中心地・アムステルダム
◎アルゼンチン、コルドバ蜂起の内実
ほか、特集以外にも、書評、映画評、舞台評、展覧会紹介、エッセイなど満載!
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内山節『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書)によれば
1965年ごろを境にわれわれの自然観、死生観が大きく変わったとする。
高度経済成長、合理的な社会の形成などによって、身体性や生命性と結びついきた歴史が衰弱した、というのだ。
60年代から70年代といえば、カウンターカルチャー、またはアングラ文化が隆盛した時代。
アングラの暗さには、都会の洗練とは真逆の、地方の土着的な空気感がイメージされるが、
なるほど、アングラは、それまでの身体性・生命性が失われていった時代状況を背景に、
その消失を阻止し復興させる意図を内包していたがゆえに
土着性をまとっていたのかもしれない。
さらにいうなら、そうした土着性があったから、
日本独自のアングラが出現したのかもしれない。
また、60年代半ばと言えば、東京オリンピック。
さらに、冷戦、ベトナム戦争、大学紛争と政治的な緊張と混乱の時代でもあり、
その社会情勢の空気感と、いま現在の状況との類似性は指摘可能かもしれない。
だから今回はANGURA Revolution。
あの時代が残したものを引き継ぐために。
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トーキングヘッズ叢書(TH Seires)では、
アート・文学・映画・ダンスなどさまざまなカルチャーシーンを紹介・評論(季刊で発行)。
どちらかというと異端的、前衛的、耽美的、ゴシック的、エロス的な表現等を積極的に取りあげています。