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図書館はラビリンス

だから図書館めぐりはやめられない Part 2

著:内野 安彦

紙版

内容紹介

14年にわたり,鹿島・塩尻市の図書館で図書館職員・館長として働いてきた著者が綴るエッセイ。各章では,タイトルに掲げた書籍のテーマに因んだエピソードから図書館を語る。一般の読者には「図書館とはどのような所か」を,図書館関係者には「図書館で行われるサービス」を今一度考えるためのヒント集となるように編集した。

目次

はじめに―図書館はやはり「人」で決まる
ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』
ベルンハルト・M. シュミッド『世界の橋』
田宮俊作『田宮模型の仕事』
芦原すなお『青春デンデケデケデケ』
流智美『やっぱりプロレスが最強である!』
リヴォン・ヘルム『ザ・バンド 軌跡』
小峯隆生『1968少年玩具 東京モデルガンストーリー』
デイヴィッド・ダルトン/レニー・ケイ(共著)『ロック偉人伝 上・下巻』
井上ひさし『青葉繁れる』
内野安彦『だから図書館めぐりはやめられない』
柳生すみまろ(責任編集)『ロバート・レッドフォード』
五木寛之『雨の日には車をみがいて』
宮本輝『青が散る』
山本直治『実は悲惨な公務員』
本田有明『あの人の人生を変えた運命の言葉100』
林田正光『あらゆることが好転していくご挨拶の法則』
櫻井寛『鉄道グッズ大図鑑』
金井奈津子『松本BARストーリー』
小谷野敦『文学賞の光と影』
佐高信『変わり者が日本を救う』
木村衣有子『手紙手帖』
加藤周一『読書術』
谷内六郎ほか『谷内六郎 昭和の想い出』
ミシェル・ヌードセン(作)/ケビン・ホークス(絵)『としょかんライオン』
『メルセデス・ベンツの作り方』
谷村志穂ほか『靴に恋して』
重松清『その日のまえに』
内海隆一郎(原作)/谷口ジロー(絵)『欅の木』
高山正也(編)『図書館経営論』
田代真人『電子書籍元年』
堀正岳/中牟田洋子『モレスキン「伝説のノート」活用術』
大内田鶴子/小山騰/藤田弘夫/熊田俊郎『神田神保町とヘイ・オン・ワイ』
岡部誠/堀越禎一/巽英明『庭木・街の木』
茂木大輔『オーケストラ楽器別人間学』
大川哲平『ステイショナリー・ワンダーランド―伊東屋の文房具たち』
矢作俊彦『スズキさんの休息と遍歴またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行』
藤井青銅『ラジオな日々』
『「本の学校」大山緑陰シンポジウム記録集』
石川達三『青春の蹉跌』
吉江親正『藪医者放浪記』
潮木守一『キャンパスの生態誌』
松尾芭蕉「鹿島紀行」300年記念事業実行委員会(編)『芭蕉鹿島詣』
ラジオのパーソナリティーとして図書館の世界を広める
おわりに

ISBN:9784883672202
出版社:樹村房
判型:4-6
ページ数:186ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年11月
発売日:2012年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:GL