生態系のもつ生産力を生かし、永続性のある農的暮らしの場をつくり出すパーマカルチャー。1970年代からオーストラリアで提唱、体系化され、日本の農業観、生活観に通じることもあり、国内各地でも多様に展開されています。
本書ではパーマカルチャーの起源や倫理、原則などの考え方を紹介したうえで、取り組み方を農的暮らしに焦点をあて、解説。1996年創設のパーマカルチャー・センター・ジャパン(神奈川県相模原市)の農場などを具体例に、とくに農場づくりや菜園づくり、作物や生き物の育て方などのポイントをわかりやすく紹介しています。
農村部はもちろん、都市部においても農や自然とつながり、依存的消費者ではなく生産的な市民、地域住民として減災力、回復力の高い暮らし方への一助となることを探っていきます。