図解 よくわかるモモ栽培
品種・管理作業・整枝剪定
著:富田 晃
紙版
内容紹介
したたる果汁、とろけるような果肉……みずみずしい甘さが魅力のモモ。古くから「病気や災いを払う特別な果物」として扱われ、果肉の中央に種子の入った大きな核がある核果類の代表的な果物です。
1本の樹から果実を収穫できる期間はわずか10日間ほど。そのため、主産地では品種(早生、中生、晩生)を組み合わせたり、栽培体系(露地、施設)を工夫したりして継続的に出荷できるようにしています。また、高品質の果実生産のために摘蕾、人工受粉、摘果、袋掛け、病虫害・生理障害対策などの取り組みも欠かせません。
本書ではモモの生態と有望品種を解説し、苗木の植えつけと仕立て方、生育期の主な管理・作業、整枝剪定の基本など栽培管理のポイントをわかりやすく紹介します。写真、イラスト、図表を豊富に加えた栽培手引書となっています。
目次
【主なもくじ】
高品質のモモの安定生産へ 序に代えて
第1章 モモの魅力と生態・種類
第2章 苗木の植えつけと仕立て方
第3章 生育サイクルと栽培管理
第4章 土壌管理と施肥、灌水
第5章 整枝剪定の基本と繁殖方法
第6章 主な病害虫と生理障害の対策
第7章 施設栽培の作型と管理作業
トピックス 主産地ならではの「モモのうまさ」発信
インフォメーション(資材など)
苗木入手・問い合わせ先
ほか