愛する人へのケアのかたち
医療従事者の家族看護体験
編:栃本 千鶴
他著:柿原 加代子
他著:西村 純子
紙版
内容紹介
妻は二日間泊まって口腔ケア等をした。夫は口頭で「ありがとう」を二回言った。──あなたは終末を迎えるときに、おだやかに受け入れることがことができるだろうか。人間らしく尊厳をもって扱ってほしいのはだれしもが望むこと。それぞれ両親や夫、妹などの終末期介護を体験した看護師・保健師が、ケアする家族の視点から、緩和ケア病棟や在宅療養の現場とケアされる者の最期の日々を記録。家族を看とった医療従事者の体験から、あるべきケアのかたちを考える。
目次
はじめに
1 ケアを受ける人とケアをする人 栃本千鶴
2 ケアリングとは 柿原加代子
3 夫の意思決定で緩和ケア病棟へ 栃本千鶴
4 夫のケアを振り返って 山下恵子
5 ケアされること、ケアすること 柿原加代子
6 保健師のケア体験 西村純子
7 ケアを受ける人とケアをする人の尊厳 栃本千鶴
8 看護職がケアするとは 栃本千鶴
編者あとがき
著者紹介
ISBN:9784883258024
。出版社:サンライズ出版
。判型:4-6
。ページ数:152ページ
。価格:1600円(本体)
。発行年月日:2023年12月
。発売日:2023年12月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MQCL。