近江絹糸「人権争議」はなぜ起きたか
五年間の潜行活動を経て
著:朝倉 克己
紙版
内容紹介
封建主義さながらの労働環境改善と労働者の人権を求め、十代の若者たちがストに突入したその発端は何だったのか? 彦根工場でスト決起のリーダーとして活動、『絹と明察』のモデルでもある著者が、争議に至るまでの極秘活動を、今明らかにする。
目次
第一章 近江絹糸労働争議とは
第二章 急成長の裏に潜む過酷な生産高競争
第三章 旧い時代を引きずる社内規律
第四章 昭和二十六年 通学妨害と圧死事件
第五章 昭和二十七年 御用組合改革への第一歩
第六章 昭和二十八年 多難を極める改革への道
第七章 昭和二十九年 改革の時期
関連年表
付記 三島由紀夫さんのこと ─小説『絹と明察』取材の思い出
あとがき
ISBN:9784883254866
。出版社:サンライズ出版
。判型:4-6
。ページ数:184ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2012年09月
。発売日:2012年08月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF。