出版書誌データベース

前シリーズ「セイバーメトリクス・リポート」から通算13冊目になるセイバーメトリクスを用いた分析リポート集。
野球理論を追求する最前線のアナリストによるリポート11本を収録。大増ページで刊行する最新刊。

【TOPICS】
・セイバーメトリクスによる野球の歴史・文化的研究のサポートについて考える（編集部）
・セイバーメトリクスを用いた殿堂表彰への支援策考（道作）

【REPORT】
＞Thinking
・誰が、なぜデータ野球を嫌うのか？—認知的要因に着目した検討—（榊原 良太）

＞Batting
『DHペナルティ』の探究（三好 侑里）
・Swing Lengthに着目した打者のタイミング評価（宮下 博志）
・2024年シーズンにおける打低環境について（辻 捷右）

＞Pitching
・ピッチカウントの非中立性に起因する投手と打者の攻防を紐解く（沖原 大知）
・アームアングルからピッチング戦略を探る（辻 捷右）
・DIPS計算方式の比較（蛭川 皓平）
・先発投手の3回までの成績から4回以降の成績を予測できるか？（市川 博久）
・シーズンを跨いだ周回効果の検証（宮下 博志）

＞Fielding
・遊撃手に見る一軍と二軍の守備の違い—横浜DeNA森敬斗の守備成績から—（佐藤 文彦）
・捕手の「淘汰」に関する問題（道作）

他著：岡田 友輔
統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む。2011年スポーツデータの分析を手掛けるDELTA（デルタ）を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02-DELTA Inc.」を開設

他著：道作
1980年代後半より分析活動に取り組む、日本でのセイバーメトリクス分析の草分け的存在。

他著：蛭川 皓平
セイバーメトリクスの体系的な解説を行うウェブサイト「baseball Concrete」を運営。2019年11月に『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』（水曜社刊）を上梓。