「医療DX が社会保障を変える―マイナンバー制度を基盤とする情報連携と人権」目次
序 健康保険証とマイナンバーカードの一体化 ―その方向性の考察― 稲葉一将
1 健康保険証の廃止方針が打ち出された経緯と背景
2 マイナンバーカード取得とマイナポータルとの関係
⑴ 発行の申請によるマイナンバーカードの取得
⑵ マイナンバーカードとマイナポータルとの関係
3 課題を発見するために
⑴ マイナポータルの法的規律
⑵ マイナンバーカード取得義務化これ自体の問題点
Ⅰ 医療情報のデジタル化とデータ連携が医療を変質させる 松山 洋
1 医療ビッグデータ構築のためのデータヘルス改革
2 データヘルス改革を梃子に“医療の統制”へ
3 データヘルス改革を梃子に公的医療保険制度の脆弱化・解体へ
4 医療現場とオンライン資格確認整備
5 国民・住民を守るために必要なデジタル化とは
Ⅱ 「健康医療データプラットフォーム」の構築と自治体 神田敏史
1 はじめに―地域住民の健康づくりと健康医療データ
2 住民の健康医療情報はどう集積され、誰がどのように活用しているのか
3 NDB データのオープン利用と健康医療データプラットフォーム
4 問われる自治体の役割について
5 オンライン資格確認システムとマイナ保険証による「医療を受ける権利」の侵害について
Ⅲ 全世代型社会保障構築政策と地域医療 寺尾正之
1 自民党と経団連がめざす医療DX の特徴
2 政府の全世代型社会保障構築政策
3 健康医療データ連携による地域医療構造の再編