出版書誌データベース

【推薦】
「天文学者って天文台で何しているの？　一体どんな生活しているの？　そもそも天文台ってどんなところ？　そんな疑問が一挙に解ける、比類なき案内書です。」
　渡部潤一さん（国立天文台副台長）

「西はりま天文台に勤める研究員が想いを込めて書き上げた天文台のリアルな姿。この本を読めば、きっと今夜は星空を見上げたくなるでしょう。」
　伊藤洋一さん（兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 天文科学センター）

第１章　ようこそ西はりま天文台
　第１節　星を見に行く
　第２節　なゆた望遠鏡が「日本最大級」って、なぜなの？
第２章 　「なゆた」はこんな望遠鏡です
　第１節　なゆた望遠鏡はこんなふうに星の光を集める
　第２節　なゆた望遠鏡はこんなふうに星を追う
第３章　太陽系の惑星と月、いろいろな恒星と星雲
　第１節　太陽系の惑星たちと月
　第２節　恒　星
　第３節　二重星
　第４節　星団・星雲
第４章　西はりま天文台の毎日はこんなふうに過ぎていく
　第１節　天文台と大撫山の一年
　第２節　西はりま天文台でちょっと困ったこと
　第３節　いろんな方が西はりま天文台にやってきます
第５章　西はりま天文台で見つけたすごいこと
　第１節　太陽系の外にある惑星を探す
　第２節　生命の証拠を見つける
　第３節　星が生まれるところをとらえる
　第４節　重力波天体を発見！
第６章　星が好きな少年が天文学の研究者になるまで
　第１節　星に興味をもつようになるまで
　第２節　望遠鏡で星を見るようになったころ
　第３節　変光星に熱中し始めた中学生時代
　第４節　高校から大学、大学院－天文学にどんどん接近
第７章　西はりま天文台へ行ってみたくなったら
　第１節　西はりま天文台へのご案内
　第２節　西はりま天文台での天文観測へのお誘い
　第３節　観望会はこんなふうにやっています
　第４節　大型イベントや学びの場も ―西はりま天文台には楽しみがいっぱい

著：大島誠人
大島誠人（おおしま　ともひと）
　1984年岐阜県恵那市生まれ。2008年京都大学理学部理学科卒業、2014年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、博士（理学）取得。専攻は宇宙物理学、特に近接連星における活動現象を専門とする。現在、兵庫県立大学西はりま天文台研究員。
　著書に『天文アマチュアのための天体観測の教科書　変光星観測編』誠文堂新光社（共著）があるほか、雑誌『月刊天文ガイド』（誠文堂新光社）の変光星ガイド欄を担当している。