はじめに ― 過去の戦争体験を地域の未来へ
第一章 個の記憶から地域の歴史に ― 土崎空襲を伝える
記録と保存の始まり
土崎港被爆市民会議
被爆史の編纂事業
秋田市による資料収集と刊行
第二章 記憶を本に― 『はまなすはみた ― 土崎空襲のはなし』
刊行経緯と評価
構成と帯文
港のあゆみと空襲
土崎港被爆市民会議の絵本への関わり
第三章 証言の記録と応募 ― 月報『土崎空襲の記録』第1号
絵本に挟まれた月報
〈考察〉「土崎空襲の証言 越中谷太郎」から(月報より一部引用)
「土崎の空襲」浅野寒風(=文治)(月報より原文引用)
「焼けただれた死骸の山」西川一雄(月報より原文引用)
「八月十四日夜」大野進(月報より原文引用)
「土崎空襲を考える」花岡泰順(月報より転載)
第四章 記憶を記録に ― 『土崎空襲の記録』
花岡泰順氏と戦争 ― なれの果てから
構成
刊行経緯
反響と反発
第五章 秋田市の歴史として ―『秋田市歴史叢書5 最後の空襲土崎の記録』と
秋田市土崎みなと歴史伝承館
記憶の風化に抗して
公的な編纂と刊行
記憶を伝える空間の創造
第六章 戦争の記憶を伝える ― 経過する時の中で
戦後世代による新しい表現
戦争を伝える子ども向け本
戦争経験の語られ方
戦争体験の継承
平和への祈り ― 世代を越える慰霊行事
物語と記録
おわりに
解説 土崎空襲を語るということ 高橋秀晴
【参考資料】