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この国はどこへ　これだけは言いたい　「徳川モデル」の日本を脱却せよ。
日本が世界からとり残されないために、日本が沈没しないように…信長が考えた未来、大化の改新、明治維新から日本を変える。世界と日本を動かす強い日本人になれ！
国際政治学者　猪口孝が、どうしたらいいのか行動するための提言を述べる新・日本人論。
2023年秋の叙勲において著者の瑞宝中綬章を受章を機に、新装版として刊行した希望の書。

目次
まえがき　徳川モデルを捨てきれない日本人
１章　欧米からみた日本政治の謎
２章　信長、そしてエリザベス女王の時代
３章　徳川時代の特徴
４章　徳川遺産を「捨てる！」
５章　新生日本人の一〇カ条―パックス平成への進路
付録　政治理論における宗教の位置
あとがき　日本政治の謎

著：猪口　孝
著者●猪口 孝（いのぐち・たかし）
政治学博士。東京大学名誉教授、元国際連合大学上級副学長（国際連合事務次長補）、前新潟県立大学学長兼理事長、前桜美林大学特別招聘教授兼アジア文化研究所所長。現在は、中央大学総合研究開発機構上席研究員。2023年秋の叙勲において瑞宝中綬章を受章した。著書に、“TheDevelopment of Global Legislative Politics: Rousseau and Locke Writ Global”(Springer Nature)、『国際関係論の系譜』[ 猪口孝編「シリーズ国際関係論」]（東京大学出版会）、『トンボとエダマメ論 何が夢をかなえるのか』（西村書店）、『アジアの幸福度』（岩波書店）など多数。訳書に『人類の幸福論』、監訳書に『民主主義にとって安全な世界とは何か 国際主義と秩序の危機』（いずれも西村書店）などがある。