出版書誌データベース

「人生の幸福は結婚の相手の選択によって定まるといってもよいくらいに、配偶の選び方は大切なものである。良き子供を儲けるにはいかにしたら得られるであろうか。これは妊娠以前から良き子供の霊魂を呼び迎える準備が要るのである。胎教は発芽前にその土壌にいかなる肥料を与えるかの問題に当たるのである。この発芽直後のしばらくの間の育て方が、出産後数ヵ月または数年間の、嬰児期および幼児期の育て方であって、その育て方が本書には詳しく書かれている」（「はしがき」より適宜抜萃）

第一章　愛児の能力と夫婦陰陽の調和
第二章　拝み合いの生活
第三章　無痛分娩の方法と心掛
第四章　蝦児を無痛分娩した話
第五章　胎児及び胎児以前よりの教養
第六章　配偶の観相学的選び方

著：谷口雅春
明治26年11月22日、神戸市に生まれる。大正元年、早稲田大学文学部英文科に進む。大正3年中退。その後、真の神を求める求道生活を続け、遂に「人間・神の子、現象なし」の啓示を受ける。昭和5年に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。「神一元、中心帰一、万教帰一」の「唯神実相論」を展開。病気や人生苦に悩む多くの人々に奇蹟をもたらした。同誌の普及に伴い、生長の家人類光明化運動、日本国実相顕現運動に発展。昭和期から今日まで、多くの宗教家、政治家、経済人、文化人に多大な影響を及ぼし続けている。 昭和60年6月17日、満91歳にて昇天。著書は500冊以上にのぼり、主著『生命の實相』は累計1900万部を超え、今なお多くの人々を救い続けている。