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ハーブが香る庭から届ける、ハーブのある暮らしを紹介。
春夏秋冬、朝に草花やハーブが放つすがすがしくて気持ちよい香りを深呼吸すると、からだが浄化されていくのを感じます。
いまや、ハーブのある暮らしはとても身近なものになりました。
暮らしを彩るハーブの活用方法はお茶や料理、クラフトなどさまざまですが、好きな分野から取り入れていくことができます。
さらに、ハーブは利用するだけではなく、香り、園芸、文学、絵画、歴史などと関わりがあります。その中からあなたの好きなことを1 つ見つけて、そこからハーブの世界に親しみ、ハーブの香りに包まれたこころ豊かな生活を送ってみてはいかがでしょうか。
本書は、暮らしにハーブをどのように取り入れて、どのように楽しんだらよいかを、ハーブの文化史なども交え、日経新聞web サイトで1ヵ月間毎日連載した『今日からはじめるハーブ生活』を新たに編集・加筆して１冊にまとめたものです。
本書を通じて、ハーブの世界により親しんでください。

著：永田ヒロ子
1998年、東京都立園芸高等学校園芸技術専修科卒業。79年より日本のポプリの第一人者、熊井明子氏の『ポプリの会』で教えを受ける。その後、ハーブ全般を高橋良孝氏、桐原春子氏に、ハーブ料理を北村光世氏に、園芸デザインを吉谷桂子氏に学ぶ。93年～2007年に、コミュニティクラブたまがわにて『ポプリの会』の講師を務める。05年8月に31日間毎日、インターネットマガジン日経ネット スマートウーマン日替わり講座『今日からはじめるハーブ生活』でハーブの記事を連載する。現在、ポプリを中心にハーブの普及に努めている。著書に『ハーブ・ガーデン』、『育てる･楽しむ 失敗しないハーブ作り』（共に講談社）がある。