著:加藤 ヒロコ
徳島県出身。大学受験に失敗して浪人後、母の勧めで保育系短大に進学するも、卒業後は就職に挫折し、引きこもって読書に没頭する日々を送る。その中で瀬戸内寂聴の著作に出会い、名声や安定を捨ててなお信念を貫く情熱的な生き方に深く心を動かされ、自らも作家を志す。娘の夢を断念させようとした母が寂聴本人に直談判し、その縁で23歳の5月に寂庵を訪問。以来、寂庵に住み込み、瀬戸内寂聴が60代から90代に至るまでスタッフとして仕える。寂聴も編集に携わった定期刊行誌『寂庵だより』編集長も務めた。第2回フェミナ賞受賞。