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ヨット・ロック

AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち

著:グレッグ・プラト
訳:奥田 祐士

紙版

内容紹介

ロック史が語らない、あの時代。
メロウで、スムースで、ソフトな音楽をミレニアム世代が再評価!
それが、ヨット・ロック!
70年代、80年代の名曲をつくったミュージシャン総勢53名が語った永久保存版。

日本版解説:高橋芳朗
ヨット・ロック・ドラマ解説:長谷川町蔵

豪華メンツ(&一発屋)がAOR、ウェスト・コースト・ロック黄金時代を語る!
ボズ・スキャッグス、スティーリー・ダン(ウォルター・ベッカー)、イーグルス(ドン・フェルダー)、ホール&オーツ(ジョン・オーツ)、TOTO(デイヴィッド・ペイチ)、ロギンズ&メッシーナ、ルパート・ホルムズ、ロビー・デュプリー、アメリカ(デューイ・バネル)、オーリアンズ(ジョン・ホール)、ファイアーフォール(リック・ロバーツ)、キャプテン&テニール、リック・ロバーツ、アンブロージア(バーリー・ドラモンド)、プレイヤー(ピーター・ベケット)、シュギー・オーティス…など総勢53名!

ヨット・ロック(Yacht Rock)とは?
日本でいうAOR的な音楽のこと。2005年に配信されたインターネットのコメディ・シリーズが口コミで広まり、「ヨットに乗るヤッピーが聴きそうな音楽」という、揶揄的なフレーズだったこの言葉が、アメリカの若い音楽リスナーやDJたちが、あらためてこのジャンルにスポットを当てるきっかけとなった! そして、Numeroのようなレーベルまでもが、ヨット・ロック系アーティスト(ネッド・ドヒニーなど)の再発を積極的に進めるといった事態が起きてしまったのだ!! ちなみにドラマの内容は、真のヨット・ロックを創作しようとするマイケル・マクドナルドと、ホール&オーツなど商業ロックに取り込まれる仲間たちとの確執や、すったもんだを描く偽ドキュメンタリー風コメディである(長谷川町蔵氏による巻末解説参照)。

書籍連動企画第一弾!
ワーナーミュージックから4/24に日本初のヨット・ロックのコンピレーションCD『ディス・イズ・ヨット・ロック』も発売決定!

さらに、ヨット・ロック・ファン待望!
クリストファー・クロス来日公演決定
2019/5/5(日)~5/7(火) ビルボードライブ東京
2019/5/8(水) ビルボードライブ大阪

●「ヨット・ロック」は、ちょっとからかいの意味もあるかもしれないど、基本的にはぼくらが(ヒットに恵まれて)いい暮らしをしていて、スタジオの予算にも事欠かなかったことをほのめかす言葉だ。女、車、ドラッグに、ヨット。――ロビー・デュプリー

●ヨット・ロックという言葉は、いいなと思ってるよ。でも、ダリルは嫌っているし、マイケル・マクドナルドは無視している。――ケニー・ロギンス

●俺たちはハー…

著者略歴

著:グレッグ・プラト
ニューヨーク州在住のジャーナリストで、「ローリングストーン」、「クラシック・ロック」、「ヴィンテージ・ギター」などの有名な雑誌に寄稿している。『Grunge is Dead』、『Shredders!: The Oral History Of Speed Guitar (And More)』、『MTV Ruled the World: The Early Years of Music Video』などの著書があり、TV、ラジオの出演も多い。
訳:奥田 祐士
1958 年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』『ポール・マッカートニー 告白』『スティーリー・ダン・ストーリー』『ロビー・ロバートソン自伝』などがある。

ISBN:9784866470931
出版社:DU BOOKS
判型:4-6
ページ数:416ページ
価格:2500円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVL