いのちのリスク
いのちの危険因子をみつめる
著:松原純子
紙版
内容紹介
私たちのいのちを守るために 戦争、自然災害、事故、放射線、有害科学物質、感染症、がん、生活習慣病…… 今まで、どのような原因で、どのくらいの人々がいのちを落としてきたのか。 今、私たちの周りにはどのような危険があるのか。 90点におよぶ図・表を掲げて、ますます危険が増大する現在の生き方を考える。
目次
はじめに
1章 リスクと私たち
2章 いのち─生きているとは─
3章 いのちの危険因子をみつめる─これまでの人間の大量死─
4章 現代の日本人の三大死因─現実的に最も多い死亡は何か─
5章 疫学からリスク科学へ─リスクとは─
6章 いのちにかかわるリスクの比較
7章 いのちの防衛─有害物とたたかう身体の仕組み─
8章 ストレスと生体
9章 いのちと環境
10章 健康リスクの防御対策─人間の生命力の復権への道─
終章 私の研究史
(付)いのちをみつめる30のキーワード
あとがき