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いのちのリスク

いのちの危険因子をみつめる

著:松原純子

紙版

内容紹介

私たちのいのちを守るために 戦争、自然災害、事故、放射線、有害科学物質、感染症、がん、生活習慣病…… 今まで、どのような原因で、どのくらいの人々がいのちを落としてきたのか。 今、私たちの周りにはどのような危険があるのか。 90点におよぶ図・表を掲げて、ますます危険が増大する現在の生き方を考える。

目次

はじめに
1章 リスクと私たち
2章 いのち─生きているとは─
3章 いのちの危険因子をみつめる─これまでの人間の大量死─
4章 現代の日本人の三大死因─現実的に最も多い死亡は何か─
5章 疫学からリスク科学へ─リスクとは─
6章 いのちにかかわるリスクの比較
7章 いのちの防衛─有害物とたたかう身体の仕組み─
8章 ストレスと生体
9章 いのちと環境
10章 健康リスクの防御対策─人間の生命力の復権への道─
終章 私の研究史
(付)いのちをみつめる30のキーワード
あとがき

著者略歴

著:松原純子
東京生まれ。1963年、東京大学大学院博士課程修了後、同大学医学部助手、講師、助教授を経て、1994年、横浜市立大学教授。1996年、原子力安全委員会委員、2000~2004年、同委員会委員長代理。現在、公益財団法人放射線影響協会研究参与。
主著に『女の論理』(サイマル出版会)、『リスク科学入門』(東京図書)、『いのちのネットワーク』(丸善ライブラリー)などがある。

ISBN:9784866000299
出版社:冨山房インターナショナル
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN