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福岡第一高校校長代理・男子バスケットボール部監督
ベストセラー「走らんか！」の著者で、河村勇輝選手の恩師 井手口孝さんの新刊

ＮＢＡに挑戦する選手が育った！
高校バスケ最強チーム
熱血だけじゃ終わらない！
先生から教わったのは「考える力」だった

福岡第一高校バスケットボール部
熱闘未公開秘蔵写真32点掲載！！

目次より
・河村勇輝のプレースタイル
・自分のできないことに目を向ける
・メンタルの強さを磨く
・司令塔の役割
他49本

ビジネス本としても読める!!

人生は心構え一つで好転する。
くさって、手を抜いたりしないで、チャンスが来るときに備えて、コツコツと準備することの大切さを知る。そうすると「運」は必ずやってくる。それを摑むんだ！！

いちばんいいものを伸ばす力
私には２人の恩師がいた。その２人の先生は、私に考える環境と時間を与えてくださった。そのためのヒントを、ただそっと置いていてくださったのだ。
60歳を越えた今は、先生方は私自身で考えるための余白というか、伸びしろを残していてくださったのだと理解することができる。
この本が、子どもたちと、みなさんの、いちばんいいところを伸ばすヒントや一助となったならば、私にとってこれ以上の幸せはない。

まえがき

第１章　〝背負う〟意味
てっぺんを取る
スポーツが持っている不思議な力
福岡第一が目指してきたもの
コミュニケーション
目標設定の立て方
さらにその先に向けて
いち早くグローバル化
部活動であることを忘れてはいけない
指導者として教員として取り組む
師弟関係と絆について

第２章　〝相性〟とは
河村勇輝ににみるポジションの適性
高さの競技で光る司令塔の役割
ガードプレーヤーに求められる資質
高校生・河村勇輝のプレースタイル
メンタルの強さを磨く
河村勇輝に対しての、たった一度だけの叱責
福岡第一の強みを示した夏冬の２冠と連覇
自分のできないことに目を向ける
足りないものは何か、常に追求
最高峰へ向けて新たに見えてきたもの

第３章　私のバスケット小僧時代
いちばん好きを見つける
運命的な出会いは大切にする
選手時代の不遇、アシスタント時代の苦悩
道は自分で作り出していくもの
人の長所は、どんどん盗む
ピンチはピンチでなくチャンスだ
雑草だから、何でもできる

第４章　いちばんいいものを伸ばす力
自分の役割を知る
「チームは一つだ」の意味
伸びる子たちの共通点
福岡第一には、有名選手は来ない
これだから監督は辞められない
楽な道は絶対に選ばない
周りの評判がいい子は伸びる
伸びる子は、運も味方する
ライバルとプレッシャーについて
必要な負けもある
人生に必要なことを、バスケットボールから学んだ
２０２５〝ツープラトン〟で勝つばい

第５章　明日への扉
教育の本質は、学校を好きになること
どんな大人になりたいか
いいものを伸ばすために、ありったけの愛情を注ぐ
とにかく個性を尊重する
上手な叱り方と上手な褒め方
辞めずに続けた経験は、次のステージに必ず繫がる
失敗や負けることは敗者ではない
人に頼り頼られる存在になる
友を作る

第六章　バスケットボールの未来とＮＢＡ
バスケットボールの普及と人気拡大へ向けて
高校野球もいいが、今高校バスケが熱い
グローバルスタンダードの今の社会の中で
「We want Yuki」
レジェンドへの道

著：井手口孝
井手口 孝（いでぐちたかし）
学校法人都築学園・福岡第一高等学校校長代理・第一薬科大学付属高等学校校長代理・男子バスケットボール部監督。
１９６３年生まれ。福岡県出身。西南学院高校から日本体育大学へ進学。大学卒業後、地元・福岡県の中村学園女子高校に赴任。１９９３年第一保育短期大学（現福岡こども短期大学）、その後、１９９４年から福岡第一高校に転任し、男子バスケットボール部を創部。ディフェンスからの速攻を武器に、激戦区・福岡で頭角を現し、就任５年目の１９９８年にインターハイ初出場。２００４年のインターハイでチームを日本一へと導き、全国屈指の強豪校へと押し上げた。過去インターハイ優勝５回（２００４、２００９、２０１６、２０１９、２０２２）、ウインターカップでは２０１８、２０１９年の２連覇をはじめ優勝５回（２００５、２０１６、２０１８、２０１９、２０２３）を数える。これまでに並里成（ファイティングイーグルス名古屋）や鵤誠司（宇都宮ブレックス）、河村勇輝（メンフィス・グリズリーズ）など日本を代表するポイントガードを多数輩出している。著書に『走らんか！』（竹書房）がある。