解題 中世武蔵国の研究動向と本書収録の論文について 新井浩文
第1部 武蔵武士
Ⅰ 武蔵七党と東国社会――その研究史と研究のあり方をめぐって 伊藤一美
Ⅱ 大井・品川の人々と大江広元――源頼朝・義経とその時代 五味文彦
Ⅲ 河越経重考 落合義明
Ⅳ 鎌倉期における河越氏の活動形態――次郎流と三郎流の動向をめぐって 山野龍太郎
Ⅴ 鎌倉御家人毛呂氏の職能と領主制 稲葉継陽
Ⅵ 武蔵宮城氏と奥州宮城氏 今野慶信
Ⅶ 多摩郡の武士と所領形成――横山氏を中心として 鎌倉佐保
Ⅷ 「杣保」の領主三田氏と「三田谷」 齋藤愼一
第2部 武蔵国の地域性
Ⅰ 中世武蔵府中の誕生――文献からみた画期としての一一世紀 小野一之
Ⅱ 大蔵合戦再考――一二世紀武蔵国の北と南 木村茂光
Ⅲ 『武蔵国鶴見寺尾郷絵図』に関する歴史地理学的研究 伊藤寿和
Ⅳ 新田義貞鎌倉攻略の伝説地について――武蔵国域を中心に 小野一之
Ⅴ 多摩川下流域の板碑――秩父周辺の板碑との形状比較 渡辺美彦
Ⅵ 兵粮料所と城郭――赤塚城と赤塚郷の事例を中心として 西ヶ谷恭弘
Ⅶ 騎西郡と騎東郡の領域について――境界としての日川 林 貴史