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猫のリボンの（人間の）ママ、ぼたんちゃん。しょくぎょうは、作家。ぼたんちゃんの原稿が進まないときは、リボンがこっそりお手伝いしてる。ぼたんちゃんの娘で、小学５年生のカミラは、食いしん坊で元気いっぱい！　なのに、あれ？　今日はなんだがおかしい。ちょっとヘン。わけもなく、くすっと笑ってみたり、ぽわーんとしてみたり。……わかった！　カミラはきっと……。「どろぼう猫」シリーズ第４巻！

著：小手鞠 るい
小手鞠るい（こでまり・るい）／ニューヨーク州の森のなかで、子どもたちのためのお話を書いている作家。リボンちゃんにどろぼうされたくないトキメキは、買ったばかりの新しい本を読む前のドキドキと、オーブンに入れたクッキーが焼き上がるのを待っているときのワクワクと、これからどんなお話を書こうかなぁって考えているときのソワソワ。行ってみたいトキメキの国は、メキシコ。

絵：早川 世詩男
早川世詩男（はやかわ・よしお）／イラストレーター。装画・挿絵を手がけた作品に『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』『星空を届けたい』『ゆかいな床井くん』『コトノハ町はきょうもヘンテコ』『金色の切手とオードリーの秘密』など多数。リボンちゃんにどろぼうされたくないものは、絵の具。