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SUPERサイエンス 「腐る」というすごい科学

著:齋藤勝裕

紙版

内容紹介

私たちは発酵食品に囲まれて生活をしています。味噌、醤油、納豆、ヨーグルト、チーズ、お酒など、おいしい食品を作り出しているのは微生物であり各種のカビです。反対に食物を腐らせるのもカビの仕業であり、発酵と腐敗は微生物次第なのです。本書では、微生物が食物を改良する作用や発酵の仕組みのほかに、微生物が生み出すエネルギー、バイオ医薬品の開発など微生物の持つ可能性について解説します。

目次

●Chapter.1 腐るとは?
●Chapter.2 発酵とは?
●Chapter.3 醸造と菌
●Chapter.4 酪農と菌
●Chapter.5 バイキンとウイルス
●Chapter.6 バイキンとワクチン
●Chapter.7 バイキンと工業

著者略歴

著:齋藤勝裕
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。

ISBN:9784863544192
出版社:シーアンドアール研究所
判型:4-6
ページ数:216ページ
定価:2230円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSG