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ソーシャルデザイン実践ガイド

地域の課題を解決する7つのステップ

著:筧 裕介

紙版

内容紹介

いま注目の問題解決手法「ソーシャルデザイン」。育児、地域産業、高齢化、コミュニティ、災害……社会の抱えるさまざまな課題を市民の創造力で
クリエイティブに解決する方法を、7つのステップと6つの事例でわかりやすく解説。


ソーシャルデザインとは「森の中に、道をつくる」活動
高齢化、地域産業、育児、コミュニティ、災害……
社会課題は、鬱蒼とした森のようなもの。
足を踏み入れると出口が見えず、
とらえどころがなく、道に迷うことも多い。
ソーシャルデザインとは、
そんな森に一本の道をつくる活動です。
森を歩き、声を聞き、仲間をつくる。
森の地図を描き、一番必要とされる場所に、
必要な道を、橋を、小屋をみんなでつくる。
それがソーシャルデザインです。


「こんなにわかりやすい本が出るなんて、これからソーシャルデザインに取り組む人は幸せだなぁ。」(コミュニティデザイナー 山崎亮さん)

目次

プロローグ 社会課題とソーシャルデザイン
パート1 ソーシャルデザインの行程
第1章 森を知る
第2章 声を聞く
第3章 地図を描く
第4章 立地を選ぶ
第5章 仲間をつくる
第6章 道を構想する
第7章 道をつくる
パート2 ソーシャルデザインの実践例
事例1 できますゼッケン
事例2 ストレスマウンテン
事例3 日本の母子手帳を変えよう
事例4 コミュニティトラベルガイド
事例5 日本婚活会議
事例6 認知症+ARTワークショップ
エピローグ ソーシャルデザインのエッセンス

著者略歴

著:筧 裕介
1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科修了。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。2008年山崎亮他とソーシャルデザインプロジェクト issue+design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、実践に取り組む。共著書に『地域を変えるデザイン』『震災のためにデザインは何が可能か』など。グッドデザイン・フロンティアデザイン賞(2010)、キッズデザイン賞審査委員長特別賞(2011)、日本計画行政学会・学会奨励賞(2011)、竹尾デザイン賞(2011)他受賞。

ISBN:9784862761491
出版社:英治出版
判型:A5変
ページ数:352ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2013年09月
発売日:2013年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB